書道と筆と私達


書道は毛筆と墨で文字を書く芸術で、精神的な深みや美しさが表わされます。書道はもともとは中国から伝わったものですが、日本では表意文字である漢字に加え、日本で発明された表音文字の仮名を組み合わせて独特の文字芸術を作り上げてきました。
毛筆は墨を含ませれば、ペンと異なって文字の大きさや濃淡を自由に調整できます。そのため書く人の精神や観念が表現できるのです。書体も複数あり、標準的な楷書のほか、やや崩した行書、さらに崩した草書などに書きわけることができます。
日本では今では普段はあまり毛筆で文字を書くことはありませんが、小学校の授業には書道が取り入れられています。
書道には毛筆のみならず、墨、硯、紙といったいわゆる文房四宝の道具が必要になります。我が社がつくる書道用の筆のブランドは「古城園(こじょうえん)」です。「古城園」ブランドの筆は200種類以上ございます。我が社の小売り店舗「筆匠古城園(ひっしょうこじょうえん)」では、初心者用から書家の先生用まで広範囲な毛筆を製造・販売しておりますし、各専門メーカーの各種墨(固形墨および墨汁)、硯、各種の紙(半紙、半切、全懐紙、料紙、色紙、短冊等)をとり揃えて販売しております。我が社のHPでも一部の商品を販売しておりますし、メールにてご紹介頂ければ、個別にご対応させて頂きます。
(動画は Calligraphy performance by Masako Inkyo)