赤ちゃん筆(胎毛筆)と熊野筆

日本では昔より新しい家族の誕生を記念して、その赤ちゃんが健康で賢く成長することを祈念して、赤ちゃんの髪の毛(胎毛)で赤ちゃん筆(胎毛筆)をつくる習慣があります。

胎毛はお母さんのお腹の中で赤ちゃんを守るために生える産毛のことです。つまり、赤ちゃんしか持っていないものです。生まれてから一度もハサミを入れたことのない「胎毛」にしか「毛先」はありません。 赤ちゃん筆をつくるチャンスは「一生に一度」だけしかなく、生まれたときの毛先のある髪の毛でお作りする筆はこの世でたったひとつのものです。子供の健やかな成長を願う、両親の深い愛情がこめられた、一生に一度の贈り物です。

親にとっては、生まれたばかりの感動をいつまでも鮮やかに蘇らせる宝物であり、子にとっては、自分の身体の一部でつくられた「お守り」です。あなたのお子様やお孫様の一生の「お守り」としてお作り頂き、お子様が成長した時に、または結婚する時に、ご本人に渡されるのは如何でしょうか。

我が社の赤ちゃん筆は、日本一の筆の産地である広島県熊野町で、職人が熊野筆の技術をもって一本一本丁寧にお作り致します。
下記のHPからも簡単にお申込み頂けます。
https://www.artbrush-hiroshima.com/products/taimoufude/