「書道」が国の「登録無形文化財」として登録されました!

本年10月15日に文化庁の文化審議会が、書道を登録無形文化財として登録し、日本書道文化協会を保持団体に認定するよう答申を出しました。
そして12月2日の官報告示において、「書道」が正式に国の登録無形文化財として登録され、「日本書道文化協会」が保持団体に認定されました。今回の告示により、正式に登録・団体認定がなされました。

10月15日の答申では、「書道は、生活文化に係る歴史上の意義を有するとともに、芸術の価値が高いものである」とされ、登録の要件として、
①文房四宝(筆墨硯紙)の使用を原則とすること、
②伝統的な書法によること、
③漢字、仮名、漢字仮名交じり、篆刻の分類に応じた書表現を行うこと、
とした上で、登録無形文化財として登録すべきであることとされました。
 また、日本書道文化協会については、書道界の「団体を代表する書家が主たる構成員となり、会派を超えた組織として結成されてきている。」とした上で、「これまでの各団体の活動の枠を超えて事業を行うことにより、書道の保護と発展に貢献することとしている」ことから、登録無形文化財の保持団体として適切な団体であるとされました。
今回「書道」が国の『登録無形文化財』に登録され、「日本書道文化協会」は保持団体として認定されることが発表されたことにより、国の法的担保を得られたことになり、ユネスコ無形文化遺産登録に向けて大きく前進したことになります。
当社も「日本書道文化協会」の賛助会員となって、今後も「書道」のユネスコ無形文化遺産登録に向けて協力してまいります。